現代の英語学シリーズ 4

形態論


目次


         
はしがき iii
 
第1章 序論 1
  1.1. 形態論の枠組み 1  
  1.1.1. 形態論の役割 1  
  1.1.2. 形態部門の位置づけ 2  
  1.1.3. 形態規則の形式と特性 3  
  1.2. 形態論の基本概念 7  
  1.2.1. 形態素と異形態 7  
  1.2.2. 拘束形と自由形 10  
  1.2.3. 語根, 語幹, 基体, 接辞, 語 10  
  1.2.4. 内心構造と外心構造 12  
  1.2.5. 語に基づいた形態論 12  
  1.2.6. 右主要部の規則 15  
  1.3. 屈折と派生 17  
  1.3.1. 屈折と派生の意味的相違 19  
  1.3.2. 屈折と派生の音声的相違 19  
  1.3.3. 屈折と派生の統語的相違 20  
 
第2章 屈 折 22
  2.1. 動詞の屈折 22  
  2.1.1. ‐s 形 23  
  2.1.2. 過去・過去分詞形 24  
  2.1.3. -ing 形 25  
  2.1.4. 綴り字上の注意 26  
  2.2. 名詞の屈折 27  
  2.3. 形容詞・副詞の屈折 30  
 
第3章 派 生 34
  3.1. 接頭辞 34  
  3.2. 接尾辞 35  
  3.3. クラス I 接辞とクラス II 接辞 37  
  3.3.1. 強勢の移動 38  
  3.3.2. 音の変化 42  
  3.3.3. クラス I 接辞とクラス II 接辞の位置関係 46  
  3.3.4. 基体の種類と接辞の種類 48  
  3.3.5. 因数分解 49  
  3.3.6. 複合語と接辞付加 50  
  3.3.7. 二重のクラスの接辞 51  
  3.4. 虚辞の挿入辞 53  
  3.5. 派生に課される条件 55  
  3.5.1. 入力条件と出力条件 55  
  3.5.2. 音韻条件 56  
  3.5.3. 形態条件 61  
  3.5.4. 統語条件 63  
  3.5.5. 意味条件 64  
  3.5.6. 隣接制約 65  
  3.5.7. 原子条件 67  
  3.6. 調整規則 69  
  3.6.1. 切り取り規則 69  
  3.6.2. 異形態規則 71  
  3.6.3. 綴り字上の注意 75  
 
第4章 複 合 77
  4.1. 複合語の基準 77  
  4.1.1. 語彙化 78  
  4.1.2. 強勢型 78  
  4.1.3. 統語操作と形態操作 80  
  4.1.4. 句構造と語構造 82  
  4.2. 複合語の分類 84  
  4.2.1. 語彙的複合語と非語彙的複合語 84  
  4.2.2. 主要複合語と総合的複合語 88  
  4.3. 過剰生成形態論 89  
  4.4. 複合語の型 93  
  4.4.1. 複合名詞 96  
  4.4.2. 複合形容詞 1OO  
  4.4.3. 複合動詞 107  
  4.4.4. 韻・母音交替により動機づけられた複合語 108  
  4.5. 複合語と屈折 109  
  4.5.1. 複合語内部の複数形 110  
  4.5.2. 複合語内部の比較変化 112  
 
第5章 複合に課される条件 115
  5.0. 総合的複合語と可能な複合語 115  
  5.1. 第一姉妹の原理 116  
  5.2. 第一投射の条件 116  
  5.3. 項結び付けの原理 140  
  5.4. 論理形式とθ標示付け 150  
  5.5. 下位範疇化と項構造 161  
 
第6章 転 換 167
  6.1. 転換 167  
  6.2. 転換の方向 167  
  6.3. 転換の型 174  
  6.3.1. 転換のもとになる語 174  
  6.3.2. 転換の主要な型 175  
  6.3.3. 二次的転換 180  
  6.3.4. 転換による音声,綴り字の変化 181  
  6.4. 能格規則 183  
  6.5. 転換に課される条件 188  
 
第7章 語形成に課される一般的条件 189
  7.0. 派生・複合共通に必要な条件・枠組み 189  
  7.1. 拡大順序づけの仮説 189  
  7.1.1. Siegel (1974) 189  
  7.1.2. Allen (1978a) 191  
  7.1.3. 素理論による説明 196  
  7.1.4. 再分析 198  
  7.2. 素性浸透に関する条件 204  
  7.3. 阻止・先取り妨害 208  
  7.3.1. 音韻的阻止 208  
  7.3.2. 形態的阻止 209  
  7.3.3. 意味的阻止 210  
  7.3.4. 阻止と順序づけの仮説 212  
 
第8章 その他の語形成 218
  8.1. 短縮 218  
  8.1.1. 逆成 218  
  8.1.2. 略語 225  
  8.1.3. 頭文字語 228  
  8.2. 混成 230  
  8.3. 異分析 234  
  8.4. 語根創造 235  
  8.4.1. 擬音 235  
  8.4.2. 音象徴 237  
  8.4.3. その他の語根創造 239  
  8.5. 句の語彙化 240  
  8.5.1. 句の骨組みからの語彙化 242  
  8.5.2. an easy‐to‐take laxative の型 243  
  8.5.3. その他の語彙化 247  
 
第9章 形態論と他部門との接点 248
  9.1. 音韻論・意味論との接点 248  
  9.1.1. 接字付加と音韻規則 248  
  9.1.2. 境界条件 251  
  9.1.3. 層理論 254  
  9.2. 統語論・意味論との接点 255  
  9.2.1. 派生と項構造 255  
  9.2.2. 派生と下位範疇化 265  
  9.2.3. 複合と下位範疇化 272  
 
第10章 回顧と展望 274
  10.1. 研究の歴史と現状 211  
 
参考文献 277
索 引 285


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