開拓社 言語・文化選書101
話し手・聞き手と言語表現
― 語用論と文法の接点 ―
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編著者:
吉田幸治 (編) 金澤俊吾 鈴木大介 住𠮷 誠 西田光一 吉田幸治 (著)
ISBNコード:
978-4-7589-2601-0
発売日:
2023年9月19日
定価:
2,420円(税込)(四六・232頁) |
内容
言語表現の背後には、普段あまり意識されることがない多種多様な要因が複雑に絡み合っています。本書は主に英語を考察対象言語とし、好まれる表現と好まれない表現について、語・句・節・談話の各レベルに加え、文化的側面にも踏み込んだ研究を含むものです。形式化には馴染みにくい、構造構築のレベルを超える接近手法の面白さと可能性を感じていただければ、執筆者一同の喜びです。
目次
第1章 「文化的タテマエ」と文形式の選択
吉田幸治
第2章 英語の名詞句にみられる構成素の省略について
金澤俊吾
第3章 語用論と文法の接点からみる「脱規範」―二重that構造の場合―
住𠮷 誠
第4章 副詞が生む語順の多様性とその伝達的機能
鈴木大介
第5章 英語の談話照応における代名詞と定名詞句の機能分担
西田光一