開拓社 言語・文化選書6
構造から見る日本語文法
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編著者:
三原健一 (著)
ISBNコード:
978-4-7589-2506-8
発売日:
2008年6月28日
定価:
1,760円(税込)(四六・192頁) |
内容
40年以上にわたって、生成文法による日本
日
目次
まえがき
第1話 ことばの構造
1 区切るということ
2 樹形図
3 動詞句の内部構造
第2話 「部長は,多分,本社に応援を依頼するだろう」
1 副詞をどこに置くか
2 文副詞の位置
3 動詞句副詞の位置
4 文副詞のタイプ
第3話 「え〜ん,ヒロちゃん,わたし,ぶった」
1 格助詞脱落
2 格助詞と後置詞
3 主要部
4 「は」
第4話 「このクラスでは,佐藤君が,いちばん頭がいい」
1 主語?
2 総記の「が」
3 「が」の脱落
第5話 「私は局長の行動を不審に思った」
1 認識動詞構文
2 「を」句の機能
3 認識動詞構文の構造
4 把握様式
第6話 「みんな自分の老後を気にしている」
1 なぜ複数に?
2 作用域
第7話 「田中先生はスワヒリ語が話せる」
1 目的語の「が」標示
2 「が/を」の交替と作用域
3 先触れの「が」句
4 主格目的語構文の構造
第8話 「警官は男が逃げようとするのを呼び止めた」
1 奇妙な関係節?
2 関係節ではない
3 「が」と「を」
4 副詞節
第9話 「凧あげ」
1 動詞由来複合語
2 動詞との距離
3 状態変化の自動詞
第10話 「山田さんが,奥さんに逃げられた」
1 二種類の受動文
2 主語の移動
3 音形をとらない動詞
第11話 「みんな,そうし始めた」
1 二種類の複合動詞
2 語彙的と統語的
3 述語移動
第12話 「美穂は直人にチョコレートをあげた」
1 二重目的語構文
2 「に」の範疇と基本語順
3 与格所有者
第13話 「そのことを,私は今でもよく覚えている」
1 かき混ぜ文
2 かき混ぜ文と談話
3 談話の構造?
第14話 構造から日本語を見る
1 「自分」
2 視点
3 事象
索引