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日本語文法研究の射程
― テクスト・文体・文学との交差 ―

編著者:
近藤泰弘 澤田 淳 (編)
ISBNコード:
978-4-7589-2425-2
発売日:
2025年12月19日
定価:
6,820円(税込)(A5・452頁)
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内容

文法とテクスト・文体・文学の交差に光を当て、日本語文法研究の新たな展開を探る論集。第T部では、日本語の文体・ジャンルの特徴と類型を提示する。第U部では、文法と文体・ジャンルの相互作用に注目し、豊かな文法記述のあり方を示す。第V部では、文法変化の舞台を捉えるべく、文法史と文体・ジャンル・資料の関係に注目する。第W部では、文学テクストを視点・翻訳・話体の観点から文法的に読み解く。

目次

第I部 日本語の文体・ジャンルの特徴と類型―文法的文体論のアプローチ―

日本語文の分類―文ベクトルの分析から―
 近藤泰弘

探索的因子分析による日本語文体の抽出
 中俣尚己

文法から見たテクストジャンルの文体論的整理
 森山卓郎


第II部  文法と文体・ジャンルの相互作用―豊かな文法記述を目指して―

構文とジャンル特性
 天野みどり

「のだ」文の構造と説明的意味の実現
 大木一夫

「勧め」を表すモダリティ表現の普通体と丁寧体をめぐって―「しよう」と「しましょう」、「 しないか?」と「しませんか?」―
 前田直子

X(Twitter)に現れる「見出し的」無助詞提題文―ジャンルに枠づけられる文法―
 大江元貴


第III部 文法史と文体・ジャンル・資料―文法変化の〈舞台〉を捉える―

動作を表さない「スル」―歴史的観点から―
 青木博史

日本語における「理由の説明」の歴史
 北﨑勇帆

書き言葉テキストにおけるラレ構文の展開―主催から非情主語受身へ―
 志波彩子

変体漢文における格標示の方法と実態
 田中草大


第IV部 文法と文学テクスト―視点・翻訳・話体との関わりから―

敬語から見る日本語の物語の文体とその歴史―敬語の加除と視点の切り替えの相関現象に注目して―
 澤田 淳

源氏物語の英訳における「ム」の訳出―ウェイリー訳とサイデンスティッカー訳を例に―
 林 淳子

話体研究と翻訳、および文法について―村上春樹小説作品を出発点として―
 金水 敏

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