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ホーム > 出版案内 > 英語運用能力の修得

英語運用能力の修得
― 統合型の学習指導と評価 ―

編著者:
中森誉之 (著)
ISBNコード:
978-4-7589-2424-5
発売日:
2025年11月26日
定価:
7,480円(税込)(A5・408頁)
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内容

長年にわたる学術研究に基づいて、著者が提唱してきた統合技能は、視聴覚素材を理解して自分の言葉で説明する、読解内容を解釈して見解や意見を述べるといった、聞く・話す・読む・書くことを分離せず、一体的に運用する技量である。この組み合わせ方には厳格な順序があり、それを誤ると学習者の困難性が増大し、原因究明も難しくなることを解明した。我が国の学校教育課程における、新たな英語教授学習評価理論を提案する。

目次

第1章 学校英語科目の位置付け

はじめに
1. 現代学習科学の潮流
2. 英語学習の目的
3. 英語学習の目標
4. 英語学習のパラダイムシフト
5. 認知発達と学習指導の段階性
6. 母語と外国語の言語知識
7. 母語と外国語の言語技能
8. 脳内の翻訳機
9. 英語学習の言語的側面と心理的側面
10. 学習指導のとらえ方


第2章 指導・評価・活動の相互作用

はじめに
1. 常に評価される恐怖
2. 学習指導の過程を評価する形成的評価
3. 学習指導の成果を評価する総括評価
4. 知識と技能の活用に向けた真正評価
5. 知識と技能の定着に向けた学習中心の評価
6. 外国語科目における練習や活動の位置付け
7. タスクの種類や役割
8. タスクの留意点
9. 外国語運用能力の判定
Topic 1 ICT機器の活用


第3章 言語知識の修得過程

はじめに
1. 音声と文字の解読
2. 文法基盤
3. 文・意味処理
4. 適切・的確な理解と運用
資料1 調音器官の名称と英語の音声体系
資料2 原理とパラメター
資料3 構成要素


第4章 技能の統合と語彙・文法・運用の位置付け

はじめに
1. カリキュラム設計上の語彙指導の段階性
2. カリキュラム設計上の文法指導の段階性
3. チャンク
4. 語用論的側面
5. 技能の統合


第5章 聴解の学習・指導・評価の留意点

はじめに
1. 聴解とはなにか
2. 聴解能力の定義
3. 聴解技能学習の目標
4.「聴き方」の学習指導
資料4 音声変化
資料5 弱形一覧


第6章 発話の学習・指導・評価の留意点

はじめに
1. 発話とはなにか
2. 発話能力の定義
3. 発話技能学習の目標
4.「話し方」の学習指導


第7章 読解の学習・指導・評価の留意点

はじめに
1. 読解とはなにか
2. 読解能力の定義
3. 読解技能学習の目標
4.「読み方」の学習指導


第8章 作文の学習・指導・評価の留意点

はじめに
1. 作文とはなにか
2. 作文能力の定義
3. 作文技能学習の目標
4.「書き方」の学習指導
Topic 2 授業外学習


第9章 基礎段階の指導と評価

はじめに
1. 学習者の特徴
2. 学習指導内容の特性
3. 練習・活動・評価の観点
4. 言語知識の位置付け
5. ACTFL PGとCEFR-Jでの言語技能の評価観点
6. 技能の統合と評価観点


第10章 発展段階の指導と評価

はじめに
1. 学習者の特徴
2. 学習指導内容の特性
3. 練習・活動・評価の観点
4. 言語知識の位置付け
5. ACTFL PGとCEFR-Jでの言語技能の評価観点
6. 技能の統合と評価観点
7. 探究学習
Topic 3 教授言語から見たSTEM,CLIL,EMI

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