それでも言語学
― ヒトの言葉の意外な約束 ―
![]() |
![]() |
![]() |
編著者:
牧秀樹 (著)
ISBNコード:
978-4-7589-2371-2
発売日:
2022年4月20日
定価:
2,200円(税込)(A5・212頁) |
内容
本書は、ヒトの言葉の意外な約束を、大量のイラストと「理科」のたとえ話を使って分かりやすくお伝えします。「生成文法」を初めて聞く方も知っている方も、なじめない方もくじけた方も、孟母の約束、関守の約束、姉の約束、鵜匠の約束といった比喩で示される約束が、本当に存在するかどうか確認してみてください。読み終えた後、ご友人やご家族に、物知り顔で話していただければ、さいわいです。「ねえねえ、こんなの知ってる?」
著者の牧先生による紹介ビデオ 「それでも言語学 さわりだけ」
姉妹書 『誰でも言語学』 『これでも言語学』 『象の鼻から言語学』
目次
1章 主語と動詞の関係 ツービートか!
2章 Be動詞って奇妙 横着だっていい。
3章 文の種類と文のパーツ 3つと3つ。
4章 文の組み立て 化学反応だな!
5章 文の組み立て+ リサイクルだな!
6章 ミニマル・ペアーという考え方 小5の理科だな!
7章 SVO(主語・動詞・目的語):Vの仲間は、どっちなの? Vは人気者。
8章 ここに母あり:出かける際は、忘れずに 一度に「山」と「川」を越えないように!
9章 ここを通ってよろしいですか? V親密度が必要です。
10章 ここに姉あり:出かける際は、忘れずに+ 最短で!
11章 日本語と英語の疑問文の違い 半透膜だな!
12章 鵜飼の鵜匠 隠れていても、見てますよ。
13章 鵜飼の鵜匠+ どこにいたって、見てますよ。
14章 モンゴル力 二人いればなんとかなる。
15章 家族会議 直せるところから直せばいい。
16章 おわりに 孟母・関守・姉・鵜匠って、何ですか?