これでも言語学
― 中国の中の「日本語」 ―
編著者:
牧 秀樹 (著)
ISBNコード:
978-4-7589-2353-8
発売日:
2021年5月25日
定価:
2,200円(税込)(A5・196頁) |
内容
中国の中には、日本語のような言語を話す民族がかなりいます。その言語を観察しながら、日本語・日本人が通って来たかもしれない道を探っていきます。モンゴル語、満州語、シベ語、延辺語、ウイグル語、ウズベク語、カザフ語、チベット語、土家語、ナシ語、プイ語、しまいには、北米のナバホ語にも触れます。読み終えた後、ご友人やご家族に、物知り顔で話していただければ、さいわいです。「ねえねえ、こんなの知ってる?」
著者の牧先生による紹介ビデオ 「これでも言語学 さわりだけ」
姉妹書 『誰でも言語学』 『それでも言語学』 『象の鼻から言語学』 『みんなの言語学入門』 『百人一首の言語学』 『火星人とはなしたよ』(Amazon Kindle版)
目次
1章 日本語・中国語・英語 日本語・中国語・英語の違いは、助詞・語順・一致。
2章 中国少数民族とその言語 日本語のそっくりさん、そんなに?
3章 ウルドゥ語 インド・ヨーロッパ語なのに、日本語の風情。
4章 ベンガル語 インド・ヨーロッパ語なのに、日本語の情緒。
5章 モンゴル語 ほぼ日本語。
6章 満州語 ほぼ日本語。
7章 シベ語 ほぼ日本語。
8章 延辺語 ほぼ日本語。
9章 ウイグル語 かなり日本語。
10章 ウズベク語 まあまあ日本語。
11章 カザフ語 まあまあ日本語。
12章 チベット語 かなり日本語。
13章 土家語 かなり日本語。
14章 ナシ語 まあまあ日本語。
15章 プイ語 ちょっと日本語。
16章 ナバホ語 日本語の古語か!
17章 中国語 語順のわけ。
18章 おわりに 日本語が通って来たかもしれない道。