普遍文法と言語差異
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編著者:
宗正佳啓 (著)
ISBNコード:
978-4-7589-2292-0
発売日:
2020年11月28日
定価:
4,180円(税込)(A5・272頁) |
内容
本書は、普遍文法(狭域統語論)はすべての言語で同じであり、言語差異は狭域統語論と感覚運動系との間にある分散形態論で生まれるという仮説のもとに、英語やその他の言語の補文標識の体系に観察される言語差異をカートグラフィー、素性浸透の概念、最適性理論に基づく制約の相互作用を適用することで説明し、普遍文法と言語差異の関連を明確化すると共に新たな文法モデルを提案するものである。
目次
第1章 枠組み
第2章 主要部移動の言語差異
第3章 That・痕跡効果再考
第4章 素性の浸透
第5章 主節現象と空演算子
第6章 MoodP
第7章 右周辺部のMoodP
第8章 係り結びの消失
第9章 結論