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ホーム > 出版案内 > 名詞をめぐる諸問題

名詞をめぐる諸問題
― 語形成・意味・構文 ―

編著者:
由本陽子 岸本秀樹 (編)
ISBNコード:
978-4-7589-2290-6
発売日:
2020年10月25日
定価:
4,950円(税込)(A5・316頁)
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内容

語彙意味論の研究は、従来動詞中心に展開してきたが、近年の新たな理論的な発展の結果、これまであまり注目されてこなかった名詞の研究への関心が高まってきている。本論文集は、近年、特に注目を浴びている名詞の文法的役割について、日英語に限らず諸言語にも目を向けながら、文レベルや語レベルのさまざまな文法現象を詳細に分析し、新たな知見をもたらす画期的な成果を著した論考を集結した語彙意味論の最新論文集である。

目次

Part I 名詞が関わる語形成の問題

「動詞連用形+名詞」複合語の多義について
 杉岡洋子

名詞転換動詞形成にかかわる制約―英語の作成動詞と産出動詞を中心に―
 伊藤たかね

日本語の「名詞+動詞連用形/形容詞」型複合語形成における「形質名詞」の役割
 由本陽子


Part II 名詞が関わる意味解釈の問題

同格名詞句における各名詞句の役割
 眞野美穂

軽動詞構文における強制と共合成―「する」と「ある」をめぐって―
 小野尚之

動詞意味論における事象の反復性―動詞と目的語からみて―
 志田祥子・中谷健太郎


Part III 名詞が関わる統語の問題

難易文・可能文における裸名詞句の解釈と統語構造
 鈴木彩香・竹沢幸一

「X は高い」と「X は高さがある」の比較から見た尺度構文の統語構造
 小川芳樹・新国佳祐・和田裕一

構文交替への語彙派生アプローチ―項の変換による構文交替―
 工藤和也

構文に生起する派生名詞と受動化
 小薬哲哉

周辺的現象から見る英語名詞句の統語論
 前川貴史


Part IV 諸言語における名詞の問題

名詞のクオリアと中国語の場所を表す非典型的目的語
 于 一楽

ハンガリー語の所有標識
 江口清子

シンハラ語の名詞修飾節における主語の格標示
 岸本秀樹

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