英語語法文法研究 第20号
編著者:
英語語法文法学会 (編)
ISBNコード:
978-4-7589-2070-4
発売日:
2013年12月25日
定価:
4,180円(税込)(A5・248頁) |
内容
1994年創刊の「英語語法文法学会」の学会誌。現代英語の語法および文法研究に関する論文を多数収録し、個別言語としての英語の具体的な語彙や構文などの特性を明らかにする。語法ノートや書評なども掲載。年1回、12月刊行。
目次
●20周年記念講演
非人称 it 構文―語法と文法の不可分な全体を構文に見る― ■中右 実
斜めから見た英語語法文法学会―宛として牛の如きわが半百年の歩みを扱き交ぜて―
■大沼 雅彦
●20周年記念寄稿
文と言説 ■児玉 徳美
My hobby is collecting stamps. / My job is to cure diseases.
―補語の形式を指定する主語名詞― ■八木 克正
英語の本質を見つめ続ける語法研究 ■安井 泉
[論 文]
take it that 構文に関わる推論過程とその生起条件 ■五十嵐啓太
英語における軽動詞構文、同族目的語構文にみられる修飾関係について
―have a/an Adj drink, drink a/an Adj drink を中心に― ■金澤 俊吾
否定辞を含む省略節の語順と機能 ■関 茂樹
心理形容詞の意味と従える補文標識 that の有無との関連性:
surprisedとsatisfiedに焦点を当てて ■土屋 知洋
動詞 eat の完結性 ■西脇 幸太
前置詞の目的語となる wh 節の名詞性について ■濱松 純司
会話の含意から「クジラの公式」を読み解く ■明日 誠一
at 構文の構文的拡張と誇張解釈 ■吉川裕介・五十嵐海理
[語法ノート]
Composite Noun Phrases and the Choice of Them vs. That ■Akira Nakamura
獲得を表す come by の用法 ■平沢 慎也