開拓社叢書13
意味分析の新展開
― ことばのひろがりに応える ―
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編著者:
児玉徳美 (著)
ISBNコード:
978-4-7589-1808-4
発売日:
2004年10月20日
定価:
3,190円(税込)(A5・256頁) |
内容
従来の意味論や語用論が対象とする意味や文脈情報が部分的で局所的なものであることを批判し、ことばのひろがりに応えるために何ができるかを探っている。言語活動が一方で人間の生得的能力に由来し、他方で社会の影響を受けているとすれば、その両面から分析する必要がある。意味分析に言説(の秩序)という概念を導入し、談話全体に埋め込まれている話し手の思い(主張や価値観など)を全体的文脈との関連で考察している。