語用論研究　第11号

編著者： 日本語用論学会　（編） ISBNコード： 978-4-7589-1761-2 発売日： 2010年3月15日 定価： 4,180円（税込）（Ｂ５・144頁）

内容

1999年創刊の「日本語用論学会」の学会誌。語用論の研究は意味論、統語論、社会言語学、心理言語学、認知言語学、それに日本語学をはじめとするさまざまな語学教育などの活動が交差する領域を占める。これらの分野の論考等を掲載。年1回、3月刊行。

他の既刊号を見る

既刊号の掲載論文名は日本語用論学会のサイトでご覧いただけます

目次

論文
移動動詞「来る」の文法化と方向づけ機能─「場所ダイクシス」から「心理的ダイクシス」へ─　　澤田　淳　　1

特別寄稿論文
Locating Politeness in Interaction　　Gabriele Kasper　　21

特別講演
Parallels and Differences in the Treatment of Metaphor in Relevance Theory and Cognitive Linguistics　　Deirdre Wilson　　42

会長講演
認知語用論からみた文法・論理・レトリック　　山梨　正明　　61

書評論文
Mira Ariel, Pragmatics and Grammar　　加藤　重広　　98

特別記事
「日本語用論学会10年の歩み」　　澤田治美・余　維　　108

海外における語用論研究の動向
「国際語用論学会　第11回（メルボルン）大会」　　五十嵐海理　　129

その他
日本語用論学会規約／『語用論研究』投稿規程　　133