言語研究と言語学の進展シリーズ1
言語の構造と分析
― 統語論、音声学・音韻論、形態論 ―
編著者:
西原哲雄・福田稔・早瀬尚子・谷口一美 (シリーズ監修)
西原哲雄 (編) 福田稔・中村浩一郎・古川武史・都田青子・近藤眞理子・西原哲雄・長野明子 (著) ISBNコード:
978-4-7589-1371-3
発売日:
2018年10月23日
定価:
4,620円(税込)(A5・312頁) |
内容
言語は、われわれ人間がコミュニケーションを取る「ツール」であるとともに、「ものを考えるための方法」でもある。そうした言語を研究するのが言語学であり、個別的には英語学、日本語学などである。本書では、言語学の中心的分野である統語論、音声学・音韻論、形態論を、基本的内容から発展的内容まで含めて幅広く解説する。学生から研究者まで、言語学や言語研究に興味を持つ読者に最新の研究の醍醐味を味わっていただける概説書となっている。
目次
第I部 最新の文構造研究と統語論の進展
福田稔・中村浩一郎・古川武史
第1章 概要
第2章 基礎内容部門
第3章 応用進展編
第II部 最新の音声学・音韻論研究の進展
都田青子・近藤眞理子・西原哲雄
第1章 音の世界への誘い
第2章 第一・第二言語の音声特性と音声習得
第3章 音律音韻論と音韻分析
第III部 最新のレキシコンと形態論の進展
長野明子
序章 はじめに
第1章 語彙素とその語形,内容語と機能語
第2章 語彙素のレキシコン表示と語形変化
第3章 レキシコンの拡大I:語形成
第4章 レキシコンの拡大II:借用
第5章 総括