「英文法大事典」シリーズ10
形態論と語形成
編著者:
Rodney Huddleston Geoffrey K. Pullum (著) 畠山雄二 (編集委員長) 藤田耕司 長谷川信子 竹沢幸一 (監訳) 今仁生美 伊藤たかね 由本陽子 澤田治 川原功司(訳)
ISBNコード:
978-4-7589-1370-6
発売日:
2021年7月15日
定価:
4,620円(税込)(A5・384頁) |
内容
語の形態の世界は、おそろしく複雑である。たとえば、aquariumのようにumで終わる語の複数形は、度肝を抜くほど複雑化している。本巻では、こういった英語の語形態の規則や原理が、ときに原著者たちの示唆に富む分析とともに、詳細に解説される。解説の中心となるのは、語の「屈折」および「語形成」である。本巻で英語の語の豊富な知識を得ることも楽しいが、なにより、その語を作り出す人間のすばらしさが実感できる一冊となっている。
目次
第I部 屈折形態論とそれに関する諸問題
Frank Palmer, Rodney Huddleston and Geoffery K. Pullum
第1章 はじめに
第2章 音韻およびつづりにおける一般性のある交替
第3章 段階性
第4章 名詞
第5章 動詞
第6章 音韻的弱化とリエゾン
第II部 語彙的語形成
Laurie Bauer and Rodney Huddleston
第1章 はじめに
第2章 周辺的な語形成プロセス
第3章 転換
第4章 複合語
第5章 英語の語彙的語形成の中核:主に派生