「英文法大事典」シリーズ0
英文法と統語論の概観
編著者:
Rodney Huddleston Geoffrey K. Pullum (著) 畠山雄二 (編集委員長) 藤田耕司 長谷川信子 竹沢幸一 (監訳) 本田謙介 深谷修代 長野明子 (訳)
ISBNコード:
978-4-7589-1360-7
発売日:
2017年10月22日
定価:
2,860円(税込)(A5・220頁) |
内容
英語でのコミュニケーションが成り立つためには、話し手と聞き手、あるいは書き手と読み手の間に《英語の約束事》すなわち《英文法》が共有されていなければならない。本巻は本シリーズで扱われている英文法のエッセンスが凝縮されている。本巻を読めば英文法の体系的な知識がつくだけでなく、英語という言語のもつ《多様性》と《規則性》も実感できる。英語のもつ広がりと奥行きの深さを知った読者は、英語から離れられなくなる。
目次
第I部 英文法の概観
Geoffrey K. Pullum and Rodney Huddleston
第1章 本シリーズのねらい
第2章 規範主義,伝統,そして文法の正当化
第3章 話し言葉と書き言葉
第4章 理論的枠組み
第5章 意味論,語用論,そして意味関係
第II部 統語論概観
Rodney Huddleston
第1章 文と節
第2章 基本節と非基本節
第3章 動詞
第4章 補部となる節
第5章 名詞と名詞句
第6章 形容詞と副詞
第7章 前置詞と前置詞句
第8章 付加部となる節
第9章 否定
第10章 節のタイプと発話力
第11章 内容節と引用話法
第12章 関係節と非有界的依存関係
第13章 比較構文
第14章 非定形節と動詞を欠いた節
第15章 等位と補足
第16章 情報パッケージ
第17章 直示と照応