英語教師力アップシリーズ4
授業力アップのための英語授業実践アイディア集
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編著者:
小田寛人 江藤秀一 (編)
ISBNコード:
978-4-7589-1354-6
発売日:
2018年11月27日
定価:
3,300円(税込)(A5・276頁) |
内容
生徒たちに主体的に学ぼうとする意欲を高めさせ、授業の狙いに即した力を定着させるには、英語授業をどう展開すればよいのか。また、活発な授業を行うにはどのような手があるのか。参考となる実践例やアイディアの具体例を求める声は多い。本書は、そんな声に応えるべく、現場教師が試行錯誤を重ね、工夫を凝らした活動例やアイディアの数々を紹介する。本書の目指すところは、授業の活性化および生徒の深い学びの実現である。
目次
第1章 コミュニケーション力をつける活動
1 友だちクイズ ―インタビューをしながらクイズを作る
2 クラスメートを紹介しよう!―時制学習の確認を兼ねて
3 クイズで異文化理解 ―スライド活用のリスニング
4 ストーリー・リテリング (1) ―絵カードを用いて
5 ストーリー・リテリング (2) ―グループワーク・リポーティング
6 ストーリー・リテリング (3) ―口頭サマリーから英作文へ
7 間違い探し昔話 ―主体的に英語を聞かせる
8 毎日チャット ―絵カードを用いて雑談を楽しむ
9 即興スピーチに挑戦! (1) ―日替わりトピックで会話力を養う
10 即興スピーチに挑戦! (2) ―ワードカウンターを使って1分間スピーチ
第2章 文法力をつける活動
1 冠詞もぐらたたき ―楽しみながら冠詞を学ぶ
2 部屋の紹介 ―Is there ...? / Are there ...?の導入
3 イメージ化して捉える前置詞 ―There is構文と前置詞
4 犯人を捜せ!―人称の使い分けに慣れる
5 となりの朝ごはん ―会話を通して過去形の復習
6 暗唱カードゲーム ―動詞の活用(原形、過去形、過去分詞形)
7 優れもの「それ」とは訳さないit ―形式主語のitに慣れる
8 英文カルタで文のつなぎ方に慣れよう ―複文、副詞節、接続詞の理解
9 文をつなぐ関係代名詞 ―which,who,thatを定着させる
10 私の手の内わかるかな? ―ゲームで関係代名詞whatを学ぶ
第3章 語彙力をつける活動
1 なんでもアルファベット ―アルファベット絵カードで語彙指導
2 ポイント制ビンゴ ―継続的に行う語彙力確認活動
3 ジェスチャーマラソンゲーム ―ノンバーバル活動による語彙力確認
4 ファミリー・ツリー(Family Tree) ―自分の関係者を紹介する
5 職業について考える ―分類による語彙の定着
6 有名人を説明しよう ―程度を表す副詞
7 語源の活用で語彙補強 ―接頭辞・接尾辞を学ぶ
8 語彙の瞬発力をつける ―電子フラッシュカードの利用
9 ペアで、その場で語彙力UP!―繰り返しの効果を狙う
第4章 読解力をつける活動
1 世界へのパスポート ―手順を読んで作品を完成させよう!
2 ワイガヤin class ―主体的な読みを促すPre-reading活動
3 和訳を利用したスラッシュ・リーディング ―対訳形式の応用
4 スラッシュ・リーディングによる音読指導 ―音読からリテリングへ
5 主体的な読みを促す設問作り ―コミュケーション活動につなげるリーディング授業
6 トピック・センテンスと談話標識 ―Paragraph ReadingとSummary
7 ガリヴァーはどんな人か ―文学作品を活動的な学びの教材に用いる
第5章 英作文力をつける活動
1 マンガ絵日記 ―1日の生活を英文で伝える
2 行きたい国を紹介する ―理由を述べる英文を書く
3 ご当地カルタを作ろう ―読み札を英文で作る
4 力を合わせて英作文 ―CST(Collaborative Story Telling)
5 ファンレターを書こう(A Fan Letter Project) ―世界の人々に手紙を送る
6 サンキュー・カードを書こう ―自分の思いを伝える活動
7 旅行計画を立てよう ―パンフレット作成から発表まで
8 簡易ディベート ―即興で意見をまとめて書く